遺言・死後事務委任
数年前に主人を亡くしました。子供がいませんので、自分の葬儀やお墓の事などでまわりに迷惑をかけないようにしておきたいのですが、どうすれば良いでしょうか?
数年前に主人を亡くし、現在は自宅で一人暮らしです。私たち夫婦には子供がおりませんので、自分が死んだ後の事でまわりに迷惑をかけないようにしておきたいと思います。親族は、私の実の妹が一人と主人の弟が一人おります。主人が亡くなってからは、主人の弟の娘である姪が何かと世話をやいてくれます。ですので、もし出来る事なら姪に葬儀やお墓の事などをお願いできないかと思っております。具体的にはどのような形でお願いすれば良いのでしょうか?
このような場合は、遺言による負担付き遺贈という方法が考えられます。具体的には、姪御さんに相談者さまの指定する方法による葬儀や、指定する墓苑などへの埋葬などをお願いする見返りに財産を遺贈するというものです。
また、もしお身内でお願いできる方がいないという方の場合は、死後事務委任契約で専門家などにあらかじめご希望に沿った葬儀や埋葬などの手続きを依頼しておくという方法もあります。この場合、依頼する専門家などへの報酬は必要になりますが、気兼ねなくお願いすることができ、かつ、確実に依頼した内容が実行されるという点ではかえって安心かもしれません。
当協会では、ご本人のお話を伺いながら、ご本人が望まれる遺言書の作成をお手伝いしております。遺言書の作り方や気になる事がありましたら、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。